中国航天科工三院239工場の鋳造加工部溶接班には現在4名がおり、人数は多くないものの、全工場のすべての鋳物製品の補修溶接作業を担っています。確かな専門技能と豊かな操作経験に基づき、彼らは各種複雑鋳物の補修溶接を行い、豊富な経験を持つ「外科医」のように「患者」の各種の難症を一つ一つ排除し、鋳物に新たな生命を与えています。
溶接班は「低侵襲」手術の執行者です。ある製品の燃料タンクは量産の重要任務であり、鋳物の補修溶接の要求は極めて厳格で、とりわけ補修個所数と補修面積には厳しい制限があります。鋳物を精密加工した後、1箇所あたりの補修面積は2平方センチメートルを超えてはならず、溶接作業に高い要求を突きつけています。同時に、タンクの肉厚はわずか2~3ミリメートルであり、少しの不注意が補修面積の超過や部品の変形を招きます。そのため補修溶接の過程では、欠陥の排除、開先の開設から最終補修に至るまで細心の注意を払い、適切な工具を用いて欠陥に対しできる限り小さな「低侵襲」手術を行い、製品が技術要求を満たし合格品となるようにします。溶接班は「難症」の排除者です。ある燃料タンク製品の生産において、内腔の冷し金(チル)と本体が接着し、各種清掃工具でも取り外せない難局に直面しました。従来法では破壊的方法を採るしかなく、すなわち鋳物外壁から孔を開け、冷し金を押し出した上で孔を補修溶接するしかありません。これでは時間と労力を要します。製品を傷つけない方法はないでしょうか。溶接班は技術者と協議した結果、TIG溶接(アルゴンアーク溶接)で冷し金を直接溶融させ、自然に落下させる方法を採れると判断しました。溶接班が延長溶接トーチを自ら設計・製作した結果、鋳物内腔の深部で本体と接着していた冷し金を除去することに成功し、しかも鋳物は傷一つありませんでした。製品の品質は各工程の管理から生まれ、補修溶接はその中の重要な一環であり、鋳造のままでも精密加工後でも、部品でもタンク全体でも、溶接工の前にあってはまるで外科医が異なる患者に向き合うように、その目的は手を下せば病が除け、一発合格を達成することにあります。