砂型鋳造で生産される鋳物は、精度、表面仕上げ、材質の密度と金相組織、機械性能などの面で往々にして劣るため、鋳物に対しこれらの性能のより高い要求がある場合は、他の鋳造法、例えばロストワックス(ロストろう)鋳造、ダイカスト、低圧鋳造などを採用すべきです。以下、当社編集部がご紹介します。
- 一. 精密鋳造の特長と優位性:
精密鋳造はまたロストワックス鋳造とも呼ばれ、他の鋳造法や部品成形法と比べ、ロストワックス鋳造には次の特長があります。
1.鋳物の寸法精度が高く、表面粗さの値が細かく、鋳物の寸法精度は4~6級に達し、表面粗さは0.4~3.2μmに達し、鋳物の加工代を大幅に削減でき、無代製造を実現し、生産コストを低減できます。
2.形状が複雑で他の方法では加工困難な鋳物を鋳造できます。鋳物の輪郭寸法は小は数ミリメートル、大は千ミリメートル超、肉厚は最薄0.5mm、最小穴径は1.0mm以下です。
3.合金材料は制限を受けません。炭素鋼、ステンレス、合金鋼、銅合金、アルミ合金および高温合金、チタン合金、貴金属などの材料はいずれも精鋳で生産可能です。鍛造、溶接、切削が困難な合金材料には、とりわけ精鋳法での生産が適しています。
4.生産の柔軟性が高く、適応性に優れます。大量生産にも、小ロットさらには単品生産にも適用できます。
以上より、精密鋳造は投資規模が小さく、生産能力が大きく、生産コストが低く、複雑な製品のプロセスを簡素化し、投資の実効が速いという長所を持ちます。それにより他のプロセスや生産方式との競争において有利な地位にあり、前景は明るいです。